14.6.15

梅雨の養生・気圧の変化による体調不良

 
梅雨入りとなり、雨が降る前に頭痛がしたり、
むくみが気になったりと、からだが重だるい季節です。
 
低気圧時における体調不良の原因の多くは、
・ヒスタミンの過剰分泌
・自律神経の過剰調整

など。。

[気圧が変化することで交感神経が優位になり、血流が変化することで痛みや肩こりを発症すると考えられています]
 普段から自律神経に負担がかかっている更年期の女性や、冷え性ぎみの方、血行不良の方、ストレス、睡眠サイクルが良くない方などは、よりだるさや、むくみといった症状が出やすくなります。
 
アレルギー体質の方は、花粉症と同じような症状が出ることもあります。
喘息や頭痛持ちの方は、発作の症状に注意しましょう。
急激な反応ですので、普段よりも強い症状が出る可能性もあります。
 
自律神経に負担となる
「暑さ」、「冷え」、「睡眠不足」などを出来るだけ避けて、
自分自身の対症療法を前もって準備しておけば、かなり症状を軽減出来ます。

(患者さんにいただいた植物。ちょうちんみたい!
かわいくて和みます。)
 

具体的には、、
ゆっくりとお風呂に入る。
軽い運動をして汗をかく(湿をためない)
[汗をかいて余分な水分を出し、かいた汗をこまめに拭き取ること。]
質の良い睡眠を取ることを心がける。

 など。。
 
 当たり前の事ですが、特に自律神経の症状では、
「規則正しい生活」を心がけることが大切です。

気圧の変化による自律神経の乱れは、男性よりも女性のほうが敏感に受けやすいと言われていますが、その理由は、ホルモンにあります。
男性はホルモンの分泌量がほぼ一定に保たれていますが、女性は常に変化しています。

自律神経はホルモンのバランスを保つ役割も担っていますが、このバランスが崩れてしまうと、自律神経にも大きな負荷がかかるため気圧の変化を受けやすいと考えられています。
 
(朝顔を植えました、うまく育ちますように~)