20.10.16

疲労倦怠感

目の疲れや肩、腰の疲れだけでなく、どうも疲れやすい、全身が何となくだるい、朝起きにくい、頭が重い、集中力にかける、やる気がしないなどの疲労感を感じることはありませんか?
 
ちょっとした疲れならすぐ回復しますが、休んでもなかなかとれない慢性的な疲労に対しては鍼灸で疲労を取り去り、根本的に元気を取り戻してほしいものです。
 
慢性的な疲労は、多くの場合内臓機能の低下や気血の減少をともないます。
からだの機能が衰えて体内の栄養やエネルギーの量が少なくなったために肉体的にも精神的にも元気が出ない状態です。
体力や精神力の消耗、食生活の不摂生、睡眠不足などにより体内のエネルギー機能が低下している場合(気虚)
成人ストレスや情緒変動により、体内の気の流れが停滞している場合(気滞)
など、大きく分けて二種類あり、
その方の体質を重視しながら、根本原因の治療をしていきます。
心身を休めること、バランスよく消化のよい食べ物をとることは絶対に必要です。
一時的に栄養を補給するビタミン剤やドリンク剤に頼っていては、慢性的な疲労倦怠感の治療にはなりません。
鍼灸でからだ全体のバランスを調え、自然なかたちで体調を取り戻していきましょう。
 
[球根を植えました。うまく育ちますように]